キツツキのキ

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巨人、2017シーズンを振り返る-Bクラスの要因は?

どうも、今回は2017シーズンについてです。

巨人は、2016まで10年連続でCSに出場していました。しかし、今年は4位。

Bクラスに終わってしまいました。2017を振り返るとともに、Bクラスになってしまった要因を探ります。

 

 

 

 

今年、良かったこ

まずは、良かったところから見ていきましょう。Bクラスとはいえ、良かったところもあります。

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先発陣の安定 

何よりも、先発陣が素晴らしかったです。

菅野・田口・マイコラスの3本柱で44勝17敗の貯金27。畠も加えた4人で貯金29を作りました。

先発はチームで一番大事とも言われているので、その柱がいたことは大きいですね。

チーム防御率も、3.31でセリーグトップです。

 

マギーの活躍

野手でも躍動した選手がいます。新外国人マギーです。

序盤はクリーンナップを打ち、主にサードを守っていました。

7月途中から2番セカンドで起用されると、さらに調子をあげました。

打率.315、115安打、18本塁打、77打点はいずれもチームトップです。

さらに、最終戦でもツーベースを放ち、シーズン48二塁打セリーグ記録を樹立しました。

 

 

今年悪かったこ

悪いところがあったから、先発が安定し、マギーが活躍したのに4位だったんです。

若手野手が台頭できず

巨人の期待されていた若手(U24)の成績です。

巨人で、空いているポジションはセカンドとレフトでした。そのため、多くの若手はセカンドや外野に挑戦しました。

シーズン序盤は、外野に岡本や石川・重信、二塁に山本や中井を使っていました。

しかし、外野は陽岱鋼が復帰し、セカンドはマギーが守るようになり、若手の出る幕はなくなりました。

結局、トレードで移籍してきた石川以外はあまり試合に出ていません。

若手のチャンスが少ない

一軍では、若手がなかなかチャンスをもらえません。例えば吉川は、4回1軍昇格しましたが、スタメンは2回だけです。

他球団とは違い、チャンスが少ないので、一軍投手の高いレベルに慣れる暇もなく、結果を求められるので、若手は緊張してしまっています。

ポテンシャルの高い選手は多い(2軍では好成績の打者も)ので、長い間起用すれば打てるようになります。

順位に関係ない最終戦では、のびのびプレーした若手が結果を出していました。若手に結果を求めすぎず、のびのびプレーさせて欲しいです。そのほうが、結果は出ます。

 

走力を使えず

巨人一軍の盗塁数は、56(リーグ4位・広島の半分) 併殺打は129(リーグ6位・球団ワースト) 

今季の巨人は、走れる選手が圧倒的に少なかったです。盗塁するのは坂本と代走重信くらい。あとはほとんど走りません。

ランナーが走れず、打者の足も遅いので、併殺は非常に多くなりました。

来年は、足の速い若手(吉川)を積極的に起用して欲しいです。

本塁打を打てず

巨人は走力のないチームです。なので、長打で得点するしかありません。しかし、本塁打数は56(リーグ4位)と多く打てません。

走力なし、本塁打なし、20盗塁なし、20本塁打なしじゃ点はなかなか取れません 

総括

巨人の良かったことは先発(菅野・田口・マイコラス・畠)の活躍、マギーの躍動

悪かったところは、若手の出場機会のなさ、本塁打・盗塁の少なさ、です。

 

今年、4位になったことを機に、一旦常勝軍団じゃ無くなって、育成に専念して、2020年ごろから黄金時代を迎えられたらな、と思っています。